• 紙おむつ・軽失禁
  • ガーゼ・脱脂綿・包帯・清浄綿
  • ナプキン
  • 絆創膏
  • タンポン
  • マスク
  • ウエットティシュ・紙おしぼり
  • 綿棒

紙おむつ・軽失禁について

ここでは「紙おむつ」の使い方や処理方法等の知識から、安全・環境への取り組みまでQ&A形式でご紹介致します。

  • 幼児用おむつ編
  • 大人用おむつ編
  • 乳幼児用・大人用共通編
  • 安全・環境編
  • 基礎知識
  • 会員各社
 
紙おむつの歴史   紙おむつの構造   紙おむつの種類   紙おむつの品質に関する表示規格
紙おむつ・ライナーの生産統計  
 
 
紙おむつの構造

  紙おむつの構造は、尿や便のもれ防止、排尿後の快適性、運動機能、取り扱いやすさなどに十分配慮されたものとなっています。実際の構造はメーカーにより異なりますが、代表的なテープ型の紙おむつの原理と構造と、各部位の役割、材質はおおよそ次の通りです。  

   

 
表面材 直接肌に接する部分は、着用中の快適性を向上させるのが役割で、ポリエステルやポリプロピレンの不織布などが使用されています。尿を素早く吸水材に送り込み、表面材自体はぬれにくくサラッとした状態を保って、肌をぬらさないよう工夫されています。
漏れ防止の
立体ギャザー
不織布と伸縮性素材で作られたギャザーで、尿や便をせき止め、漏れを防止する役目を持っています。
吸水材 吸収紙、綿状パルプ、高分子吸水材などの組み合わせで構成されています。尿を吸収し易く、一度吸収したら確実に取り込んで後戻りをさせない工夫がされています。表面材の不織布を通過した尿は、吸収紙、綿状パルプ、高分子吸水材で素早く吸収され、尿を逆戻りさせません。高分子吸水材は自重の50~100倍もの尿を吸収し、押しても、しみだしにくい特性を持っています。
防水材 紙おむつの外側を覆う防水シートで、尿などのもれを防止するおむつカバーに相当する役割を果たしています。一部には水分を通さず通気性のある材質が使われているものもあります。
その他 テープ型の場合の紙おむつをとめる粘着テープ、止着材、その他漏れ防止など、各メーカーで用途や型によって独自の工夫がされています。