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紙おむつ・軽失禁について

ここでは「紙おむつ」の使い方や処理方法等の知識から、安全・環境への取り組みまでQ&A形式でご紹介致します。

  • 幼児用おむつ編
  • 大人用おむつ編
  • 乳幼児用・大人用共通編
  • 安全・環境編
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使い方のQ&A

 
Q. 紙おむつの上手なあて方を教えてください。 一覧へ戻る

  使いはじめる前にパッケージに表示されているあて方をお読みください。
また、紙おむつをあてる時は、漏れが起こらないように、赤ちゃんにとって快適であるように考えて、 体にやさしくピッタリ沿わせるようにあててあげてください。
 

 
テープ型の場合
 

 
1.
テープのついている方を背中側にあてる。
 
2.
紙おむつを広げて漏れ防止用の立体ギャザー(うんちガード、うんちストッパーなどメーカーによって呼び方は異なります) を立ててお尻を包みこむようにします。漏れ防止用ギャザーを寝かせたままにしたり、外側に倒したりしないでください。

 
3.
紙おむつの上に赤ちゃんを仰向けに寝かせ、両足を開いて紙おむつのお腹にあたる方を、 股下部分に隙間ができないように引き上げるような感じで体に沿わせます。
 
 

4.
テープを手前に引っ張りながら左右対称につけます。一般にテープの位置を腰骨のあたりにするとずれにくくなります。 また、お腹まわりは、指が1本程度入ってやや抵抗があるくらいにしましょう。
 
5.
紙おむつのお腹まわりや足回りのギャザーが内側に折れ込んでいないことを確認します。 寝ているときと座っているとき、空腹時と満腹時ではお腹回りの大きさが違ってきます。 こまめに調整してあげてください。
   
 

 
パンツ型(寝かせてはかせる場合)
 

 
1.
前後を確認して、普通の下着と同じ要領で、紙おむつの両脇を両手で広げて赤ちゃんの足を通していきます。
 
2.
股下部分に隙間ができないように、おへそのあたりまで十分に引き上げてください。
 
3.
お腹まわりや足回りのギャザーが内側に折れ込んでいないことを確認します。
 

 
パンツ型(立ってはかせる場合)
 

 
1.
あかちゃんをつかまり立ちにします。前後を確認して、普通のパンツをはかせるのと同様に赤ちゃんをつかまり立ちの状態にします。おむつの両脇を両手で広げ、赤ちゃんの足を片足ずつ通します。
 
2.
足を通したらおむつを引き上げます。太もも部分にすき間ができないように、おへそのあたりまで、しっかり引き上げてください。
 
3.
全体を整えます。おなかまわりのギャザーや足まわりのフリルが内側に折れこんでいないかどうか確認してください。上手にはかせているのにモレたり、お肌にゴムのあとが赤く残る場合は紙おむつのサイズを変更してください。
 

 
※ テープ型・パンツ型共通の注意点
男児の場合、おちんちんがギャザーの上にのってしまったり、上向きになっているとおしっこが思わぬ方向に流れ、モレを起こしやすくなります。おちんちんは下向きにして、紙おむつで覆うようにしてください。
 

 
Q. テープ型の紙おむつはお腹まわりにどのくらいゆるみがあればよいのですか。 一覧へ戻る

  乳幼児が使っている紙おむつのサイズ、適用体重と、赤ちゃんの月齢、体重などを確認してください。 お腹まわりは、指が1本程度入ってやや抵抗があるくらいにしましょう。  

 
新生児用・S使用 満腹時と空腹時ではおなかの膨らみ具合に差があるので、つねに指が1本程度入るくらいを目安に調節してください。
M・L使用 隙間があると漏れの原因になるので、指1本程度入る程度にしてください。
 
 

 
Q. 紙おむつの交換頻度はどのくらいですか。月齢により違いはありますか。 一覧へ戻る

  排尿排便後、皮膚の健康のためにも、できるだけ早く取り替えてあげるのが理想的です。 おむつの取替えは「赤ちゃんの不快感をできるだけ少なくすること」を第一に考えて、 こまめに行ってください。紙おむつの交換頻度は月齢によって違ってきます。  

  ◆ 新生児用・Sサイズは尿が出たらすぐ取り替えるのが理想です。(1日10~12枚)
◆ Mサイズからは昼間は3時間おき程度、夜間は7~8時間置き程度が目安です。(1日7~8枚)
 

  夜間などは寝ている赤ちゃんを起こしてまで取り替えることは必ずしも最善の方法とはいえません。 「朝起きた時」「外出の前」「寝る前」という具合に、生活行動の節目を目安にすることをおすすめします。
授乳後、どのくらい時間がたつとおしっこが出るかは、だんだん見当がつくようになります。 また、ときにはテープを一度はずしてチェックしてみるのもよいでしょう。
紙おむつはサイズによって尿の吸収量が違い、サイズが大きくなるほど吸収量も多くなります (通常は3回分位の量は吸収できるよう設計されています)。
なお、濡れたことをマークで知らせる機能がついたものや、防水シートの外側からみて排尿したことがわかるものなどがありますので、 それらを参考に交換するのもよいでしょう。
 

 
Q. 夜間は起こして交換した方がよいのですか。 一覧へ戻る

  寝る前には紙おむつを交換してあげてください。赤ちゃんが起きて泣いたり、 授乳が必要な場合以外は、無理に起こしてまで交換する必要はありません。 赤ちゃんの睡眠のリズムにあわせてください。
おしっこをしたまま紙おむつをしていても、お尻が冷たくなるということはありません。 ただし、皮膚の状態も含めて赤ちゃんの体調がすぐれないときなどは、 夜間であってもできるだけこまめに取り替えてあげるのがよいでしょう。
 

 
Q. 新生児ですが、紙おむつはおへそを出してあてた方がよいのですか。 一覧へ戻る

  新生児期でおへそがジクジクしている場合、その部分にガーゼをあてた上で、 紙むつをあてるとよいでしょう。また、おへそを圧迫しないように、あたる部分の紙むつを折りかえすのも ひとつの方法です。なおご心配でしたら、かかりつけの医師にご相談ください。  

 
Q. 漏れてしまいます。工夫はありますか。 一覧へ戻る

  漏れの原因は、大きく2つが考えられます。  

  1. 尿量が紙おむつの吸収可能量を超えた場合。  

  2. 体型とうまくフィットせず、または、つけている時の動きにより、股ぐりやウエストに隙間ができ、紙おむつはまだ尿を吸収できるのに、隙間から漏れてしまう場合。  

  漏れを防ぐには、乳幼児の体型に合ったサイズ、動きに適した紙おむつを選び、隙間を防ぐ必要があります。  

 
漏れのチェックポイントとアドバイス:テープ型紙おむつ
 
 

漏れの部位

チェックポイント

アドバイス
テープが所定の位置に止まっていますか。

左右がよじれていませんか。
紙おむつのサイズが適当か否かを確かめてください

締めすぎないようにお腹まわりに指1本程度の隙間をあけるように、テープで調整してください。
腹側
背中に隙間ができていませんか。
締めすぎないようにお腹まわりに指1本程度の隙間をあけるように、テープで調整してください。

男児は、おちんちんがギャザーの内側になるようにして、紙おむつで押さえるようにしてください。

ややお腹側が深くなるように紙おむつを当ててください。

背中
テープが所定の位置に止まっていますか。

下着が紙おむつの中に入り込んでいませんか。
締めすぎないようにお腹まわりに指1本程度の隙間をあけるように、テープで調整してください。

やや背中側が深くなるように紙おむつを当ててください。

赤ちゃんの活発な足の動きに紙おむつがずれないようしっかりとテープを止めてください。
足まわりのフリルが内側に入っていませんか。
足まわりのフリルが中に入っていると、伝って漏れてしまいます。外に出しておいてください。

内側の立体ギャザーは立っていますか。
内側の立体ギャザーが立っていないと、そこから漏れてしまいます。肌とギャザーの間に指を差し入れて立たせておいてください。

男児の場合、おちんちんがギャザーを伝って尿漏れしやすくなります。

股ぐりに隙間は空いていませんか。
指1本程度入るようテープを調整してください。

テープで調整できないほど隙間がある場合、一つ小さいサイズをお試しください。
不特定
ウエスト周りや、股ぐりに隙間は空いていませんか。
隙間あり:

隙間を空けない様、テープで調節してください。

テープで調整できないほど隙間がある場合、一つ小さいサイズをお試しください。
紙おむつはしっかり吸収していますか。
隙間なし・吸収している:

指1本程度入るようテープを調整してください。
 

 
漏れのチェックポイントとアドバイス:テープ型紙おむつ
 
 

漏れの部位

チェックポイント

アドバイス
ウエスト周りに、隙間が空き過ぎていませんか。
ウエストに隙間が空き過ぎるようであれば、サイズが大きすぎると思われます。一つ小さいサイズのパンツタイプにするか、ウエスト調節のできるテープタイプの同じサイズのものをお試しください。
腹側
背中
足まわりのフリルが内側に入っていませんか。
足まわりのフリルが中に入っていると、伝って漏れてしまいます。外に出しておいてください。

内側の立体ギャザーは立っていますか。
内側の立体ギャザーが立っていないと、そこから漏れてしまいます。肌とギャザーの間に指を差し入れて立たせておいてください。

男児の場合、おちんちんがギャザーを伝って尿漏れしやすくなります。

股ぐりに隙間は空いていませんか。
股ぐりに隙間ができるようですと、サイズが大きすぎます。小さいサイズのパンツタイプにするか、同じサイズのテープタイプで股に隙間ができない様に、お試しください。
不特定
ウエスト周りや、股ぐりに隙間は空いていませんか。
隙間あり(吸収していないはず):

隙間ができるようですと、サイズが大きすぎます。小さいサイズのパンツタイプにするか、同じサイズのテープタイプで股に隙間ができない様に、お試しください。
紙おむつはしっかり吸収していますか。
隙間なし・吸収している:

成長と共に一回の尿量は増えます。一つ大きいサイズをお試しください。
 

 
Q. お腹まわりはゆるみがあるのに、足まわりはきつそうです。サイズを上げた方が良いのでしょうか。 一覧へ戻る

  紙おむつのサイズを切り替える前に、テープを止める位置を調整してゆるみをつくってください。 テープ型紙おむつの場合はテープを止める位置を変えることでおなかのまわりや脚まわりのサイズを ある程度変えることができます。
また、テープを調整しても身体にフィットしない場合は、上のサイズに切り替えて身体と紙おむつの間に 隙間がでないように調整して紙おむつをあててください。
 

 
テープ型紙おむつ
 
 

チェック箇所

お腹と紙おむつの状態

太もも

とめた状態

きつい(赤く跡がつく)。

ゆるい(隙間がある)。
きつい
1サイズ上の紙おむつを試してください。 お腹のテープをやや強めにとめてみてください。
ゆるい
お腹にあてる時にやや強めに引き上げ、ももに隙間ができにくいようにテープでとめてみてください。 サイズが大きすぎるので、サイズを下げてみてください。
またはテープでとめるとき全体をやや強めにしめてとめてみてください。
 

 
パンツ型紙おむつ
 
 

チェック箇所

お腹と紙おむつの状態

太もも

とめた状態

きつい(赤く跡がつく)。

ゆるい(隙間がある)。
きつい
1サイズ上の紙おむつを試してください。 テープ型の紙おむつを試してみてください。また、他メーカーの製品も試してみてください。
ゆるい
テープ型の紙おむつを試してください。また、他メーカーの製品も試してみてください。 サイズが大きすぎるので、サイズを下げてみてください。
また、テープ型の紙おむつも試してください。