日衛連について

ここでは社団法人 日本衛生材料工業連合会の沿革や活動、組織形態などをご覧いただくことができます。

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  • 概要
  • 平成22年 事業活動報告書
  • 貸借対照表・正味財産増減計算書
  • 財産目録
  • 定款
  • 平成22・23年 役員名簿

日衛連概要

平成22年 事業活動報告書

平成22年度の事業計画基本方針に基づき、委員会を中心に下記の活動をしました。

I 委員会事業の部

1. 広報委員会

1)日衛連ニュースの発行(年4回)
・69号(8 月発刊)→ 全衛工 知って得する包帯のあれこれ
・70号(1 月発刊)→ 環境委員会(レポート、エコタウンのその後)
・71号(3 月発刊)→ マスク工 (こんなにある!マスク着用のメリット)
・72号(次年度に延期)⇒ 日清工 (除菌表示自主基準)

2)日衛連ホームページの強化
第一次のコンテンツ強化により、各工業会(5工業会)ともホームページが充実。
今年度は、役員任期交代、事務所移転など関連項目の変更、修正を実施している。
マスクの表示自主基準、ウエットワイパー類の自主基準の行政の承認遅れにより、費用が内輪で終了。

2. 環境委員会

1)プラスチック容器包装リサイクル推進協議会(プラ推進協)が主導する。
3R自主行動計画の推進
・平成21年度に続き、プラスチック容器包装の削減方針を「紙おむつ」にしぼり協議した。結果、紙おむつ主要5社の協力を得、04年度からの各年度の大人用、ベビー用紙おむつの各アイテムの「販売個数(パック数)」、「販売紙おむつ枚数(枚)」、および「プラ包装の排出量総量(トン)」を算出し、原単位解析などを行い、10月1日開催のプラ推進協との意見交換時に、下記の報告・アピールを行った。
・09年度のプラ包装総排出量(業界85%相当量)は、6,000トン強で、日本全体のプラ包装に比べわずかな排出量であるが、今後、日衛連としては、削減(Reduce)を主体に進める。
・09年度は、04年度に比べ、販売個数は15%、販売紙おむつ枚数は22%の増加に対し、プラ排出量はわずかに2%だけの増加であった。
・この成果は、業界、会員各社の努力の結果で、特に、ベビー用包装袋の厚みの削減、コンパクト化等の使用量削減効果が大きく起因していると推定した。
・なお、紙おむつ5社の集計は、会社情報の守秘のため、神保会計事務所と業務委託契約を結び委託した。

2)低炭素社会づくり行動計画、環境税など国の施策等に関連する調査研究
・当初は民主党政権に伴う環境政策の動向に注目するセミナー等を開催する計画であったが、今年度、国の明確な環境政策が見えなかったため、開催することができなかった。
・カーボンフットプリント制度に関する協議に関しては、別途「紙おむつPCR原案策定WG」で協議を進め、大筋のPCR原案を策定した。
・紙おむつ1枚あたりのCO2排出量の算定を行うため、吸収性樹脂工業会(3/31)、日本不織布協会(3/30)に、PCR説明会と要請を実施し、今年度中に、2次データとしての各原材料の二酸化炭素量数値を提出いただくことになった。なお、将来に向けて、原材料業界においてもPCRが必要となることを説明した。

3)日衛連関連製品の廃棄に関する調査
・廃棄物処理・リサイクル技術に関する有用な情報を各会員と共有するため、下記のセミナーと見学会を開催し、知見・収集を行った。

(1)8月6日 ごみ処理、紙おむつのリサイクル問題に関するセミナー
鈴与(株) 「使用済み紙おむつ処理機の紹介と残渣リサイクルについて」
豊田通商(株) 「衛生材料(紙おむつ等)における弊社の環境対応について」

(2)11月18~19日 廃棄物処理・リサイクル技術に関する見学会
【18日 大牟田エコタウン】
「ごみ選別・分別」、「RDF(ごみ固形燃料)化」、「RDF発電」の一連施設
トータルケア・システム(株)
「紙おむつ水溶化処理リサイクル施設」
【19日 北九州エコタウン】
廃棄物処理・リサイクル技術の全般説明」、「医療用具のリサイクル施設」、「福岡大学資源循環・環境制御システム研究所」、「生ごみから乳酸を得るバイオプラスチック研究施設」
なお、この見学会に関しては、「日衛連NEWSNo.70」に掲載した。

3. 法制委員会

1)薬事法関連分科会
大きな問題はないが、平成23 年4月より施行される医療機器のバーコード表示義務に加え、添付文書の総合機構HPへの掲載促進、医療機器不具合コードの統一など、IT化と販売後安全管理に関する医機連会議での検討会議回数が増加、情報収集と会員企業への情報提供を実施した。

[医機連担当] 法制委員会 平丸恵三委員(イワツキ)
  QMS 委員会 平丸恵三委員(イワツキ)
  PMS 委員会 清家信久委員(川本産業)
  医療情報担当者WG 清家信久委員(川本産業)
  滅菌バリデーションWG 横井久泰委員(川本産業)、大村委員(PHP 兵庫)
  認証基準分科会 山崎雅人委員(J&J)
  不具合コードWG 郡司明彦委員(J&J)
  企業倫理委員会 藤田専務理事

* 委員交代により、地方からの出席委員増加により交通費補助が増加

2)家庭用品関連分科会
消費者庁は、公正取引委員会の景表法関連部門を中心に、総務省など関連省庁から組織化されましたが、人員不足と度重なる担当大臣の交代等で、食品関連の表示問題以外は業務が滞っています。引き続き公正取引委員会、消費者庁、国民生活センター、消費者団体等の動向を把握して行きます。

4. 技術委員会

1)安全性分科会
(1)SAP微粉塵測定
紙製工紙おむつ部会と共同で、中央労働災害防止協会 労働衛生調査分析センターに委託し、紙おむつ各社7工場の測定データ収集を実施し、問題ないレベルを確認。今年度の第3 回よりカセット方式の導入による測定費用の軽減を図り、測定事業所数の拡大を目指す。(紙製工紙おむつ部会と連動)

(2)ISO関連対応
【1】JIS K 0307 「ポリアクリラート高吸収性樹脂の空中浮遊量測定方法―原子吸光分析法」をISO規格に提案。NWIP投票で検討WG設置が決定したが、WG 参加国が3カ国のみ。
【2】ISO 115621「尿吸収用具―評価に関する一般的ガイダンス」ISO 11948-1「吸収用具―パート1商品全体でのテスト」における尿吸収量テスト法
SC3委員会WG2のもとで、ドイツ、イタリア、韓国、ルーマニア、ベルギー、デンマーク、スペイン、スウェーデン、米国、英国、日本の11 カ国参加による改定作業を実施していたが、EU勢(EDANA)が提案した測定方法(WSP354.0(08))は参加国の必要賛成数が得られず頓挫している。吸収量測定法に関連し、日本との連携強化による、改良したWSP354.1(10)のISO 規格化をねらっておりEDANA の動向把握を強化。

(3)大人用紙おむつのサイズ表示検討
ISO の吸収量測定方法に関連して、紙製工紙おむつ部会に「大人用紙おむつサイズ表示検討ワーキンググループ」を立ち上げ、業界としてのサイズ測定方法を策定し、表示に関するガイドラインに組み入れHPに掲載した。(紙製工、広報委員会と連動)

(4)SAP抗菌自主基準試験法プロジェクトの発足と試験法確立検討
吸水性樹脂工業会、徳島大 高麗博士ならびに(社)日本繊維製品品質技術センター(キューテック)と共同で尿吸収時のSAP 抗菌試験法開発PJ を発足させ、SAP 抗菌試験条件、試験法を検討中。(6/15,7/23,11/22,3/31)
*高麗氏の顧問契約料年間60 万円は、紙おむつ部会費と吸水性樹脂工業会で折半負担

(5)中国造紙協会 生活用紙専業委員会との会合
中国造紙協会生活用紙専業委員会 秘書長江曼霞氏 副秘書長張玉蘭氏、中国制􀡽 造紙研究院 主任徐氏と面談実施。(北京11・10)
・中国内衛生用品に関わる国家、行政、団体の組織、役割の関連把握(軽工業局、品質検査局、中国制􀡽 造紙研究院)。
・中国内の生理処理用品業界自主基準制定の時期、動向を情報収集。(検査局に提出済み)中国造紙協会生活用紙専業委員会、江氏、張氏と面談(北京3/28)
・中国造紙協会生活用品専業委員会傘下には、ベビー用紙おむつ製造業者(415 社)、ナプキン・ライナー製造業者(690 社)、大人用紙おむつ製造業者(158 社)など多くの製造業者が加盟しているが、中国造紙協会は実態のある委員会活動とするため、全会員に呼びかけての大会を本年4 月21 日に開催する。
・日中間の連係について情報交換を行なったところ、次回の同大会開催に当たり生活用紙専業委員会としても日本の団体との交流の意向があり、日・中の業界情報の共有化と今後の業界発展に向けて、中国造紙協会と紙製工との交流会を相互で計画することに合意し、5 月10 日の全国紙製衛生材料工業会総会にて平成23 年11 月、上海で開催することで計画を進めることの了承を得た。

(6)GSPCS(Global Superabsorbent Producers and Converters Summit)会議GSPCS会議(ジュネーブ、4/11)
各国のGHS(化学物質規制動向)の進展状況報告、SAPに関する各国の安全性情報把握と日本の微粉塵測定結果報告
世界共通の対応コメント策定と後進国(特に中国)を巻き込んだ危機管理、広報体制(ブラックサイトの統一など)を検討。
今後のGSCPS会議のあり方(参加国ならびに紙おむつ製造メーカーの参加拡大策、開催場所など)

2)抗菌自主基準分科会
(1)抗菌試験法 JISL1902、2008 版の抗菌試験の算定式が改正されており、抗菌マーク申請商品の中から、サンプル品5アイテム程度で抗菌基準をクリアするか検証を実施した結果、いずれも基準をクリアし改定による影響が少ないことを実証した。

(2)自主基準の2008年版に試験法が変更となる案内と同時に、自主基準の抗菌訴求範囲に「着用時の製品(素材を含む)の表面における細菌の増殖を抑制すること」と追記改定した旨を案内、HPに掲載した。

(3)現在の申請数は17 社56 アイテム。

3)流通IT 化推進分科会
(1)標準バーコード付与の推進、フォローを引き続き実施した。
【1】医療機器における情報化推進状況調査への対応
【2】EDI化の推進
【3】医機連IT推進 標準化分科会への出席

(2)「バーコード通知の全面履行(平成23年3 月)に向けての講習会」を開催
全国衛生材料工業会会員の要請により開催(12 月2 日、大阪)大阪組合員 32 社58 名
[講演者]
大崎流通IT化推進分科会 大崎座長、藤田専務理事
(社)日本自動認識システム協会、医療自動認識委員会、委員長 白石裕雄様
(財)医療情報システム開発センター 研究員 池田香代子様
平成23 年度医機連IT推進委員会出席委員
IT推進委員会 大崎将男委員(オオサキメディカル)
SCM分科会 伊藤秀雄委員(オオサキメディカル)
標準化分科会 杉本博武委員(白十字)

II 一般事業の部

1. 理事会

第1回理事会(6月2日) 平成21年度事業報告案並びに決算書案の承認
第2回理事会(12月8日) 平成22年度日衛連表彰、被表彰者の承認
第3回理事会(3月2日) 平成23年度事業計画案並びに予算案の承認、任期途中交代理事の承認

2. 総会

第62回通常総会(6月18日) 平成21年度事業活動報告並びに決算書の承認
第63回通常総会(3月24日) 平成23年度事業計画並びに予算案の承認

3. 日衛連表彰式

賀詞交歓会(1月20日)と同日表彰式を開催し、活動奨励賞、特別功労賞、功労賞が授与された。
・活動奨励賞 向井茂氏、中西浩文氏 計2名
・特別功労賞 5社12名、 功労賞 8社32名

4. 講演会

第62回通常総会(6月18日)  「安全は企業評価の不可欠要素」  高橋嘉彦氏
平成23年賀詞交歓会(1月20日)  「急速なグローバル化が進むアジア」~どうなる日本経済~  増田辰弘氏